DIY用語辞典【は行】

は-あ行

パイン材

松の仲間を加工した木材のこと。一概に松といっても種類が多く、産地によってもパイン材の種類が派生してくる。代表的なものは、メルクシパイン・ラジアータパイン・レッドパインなど。針葉樹のため、樹木自体の成長も早く密度は低め。軽量で加工しやすい。


は-か行

ハケ(刷毛)

豚・山羊・馬の毛や化学繊維を束ねて塗装などをするために仕立てた道具。塗装の他に接着剤の塗布や埃はらいなどにも使用する。使用する箇所によって色々な形状がある。書道や絵画・化粧に使うのは筆。


は-た行

はつる・はつり(はつり工事)

コンクリ―トを削ったり、切ったり、穴をあけたりする作業のこと。コンクリート造の建物の改修工事や、コンクリートの駐車場の一部に穴をあけたり切り抜いたりするようなイメージ。ンギャギャギャギズズドドドンギギギギギと激し目な音がでる工具を使用している。


パテ

木材や樹脂・車の車体やフローリングなどの傷を埋めるための補修材。うまく傷が埋まったと思っていても乾燥すると痩せて凹んでしまって、自分も凹むことが多い。深い傷を補修する場合はあせらず複数回重ねて補修するのがポイント。


は-は行

幅はぎ材(巾はぎ材)

木材を短冊状に切って貼り合わせた板のこと。細かなブロック状の木材を貼り合わせた集成材とは違い、長手方向に継ぎ目がない1本ものの材を使用している。集成材よりも大振りな材を使用するので高級感があるが高い。


は-長音符号

パーゴラ

庭や軒先に格子状の屋根を設置しておしゃれな感じにするもの。雨風は防げないが、ぶどうや藤などのつる性植物を絡ませることで木陰ができて癒される。DIYでは2×4材で作られることが多いが防腐をしっかりやらないと、早めに朽ちてしまう。ウッドデッキ同様にキレイに保つのが大変。


パーティクルボード(パーチクルボード)

細かな木材のかけらを集めて接着剤で固めて作られた板。表面に薄い化粧ボードを貼ったりして芯材として使われることも多い。主な用途は、建築の床や壁材・家具のパネル。なかでもカラーボックスはパーティクルボードで作られていることがほとんど。無垢材や合板と比較して密度が低いのでビスの効きは悪い。


バール

テコの原理を利用して力を増大させ、釘を抜いたり、重いものを少し持ち上げて隙間を作ったり、壁を壊したり色々な用途に使える大工道具。


ひ-長音符号

ヒートン

金属の輪っかと木ネジを組み合わせたような形状のネジ込み式フック。木部にねじ込んで額縁などを引っかけるのに使用する。ねじ込みフックはヒートンの他に、洋灯吊り・洋折れなどの種類がある。ヒートンとの違いはフックの形状。


ほ-ら行

ボルト

基本的にはナットと組み合わせて使う太径のネジ。六角頭のものが一般的。六角ボルトにも材質や焼き入れの有無で強度が異なるものがある。用途によって使い分けが必要。ホームセンターで売っているものは、ほとんどが焼き入れ無しの4.8という強度区分にあたる。