もう、突っ張る必要は、ないかもしれない。
今までは、床と天井で突っ張って作っていた、2x4材で作る壁面収納。
長い木材が必要だったり、出っ張った棚が付けられなかったり、不便な事もありました。
例えば、
日本の一般的な天井高さは、2400~2500mm。
床から天井まで突っ張るなら、近い長さの2x4材が必要になります。
元材で考えれば、2438mmまたは、3050mmの長さから、カットすることになります。
コストで言えば、1820mmの2x4材の2~2.5倍。さらにカット代もかかります。
もっと言えば、そんな長さの木材を車に積めるでしょうか?
なので、
これからは、2x4材自身に立ってもらいましょう。
2x4材を立てる脚を取り付ければ、自立する壁面やパーティションも作ることができます。
2×4材を立てる脚は、
片側でも両側でも使えます。
壁面に使用する場合は、片側だけで。パーティションなどに使用する場合は、両側に。
片側での使用の場合は、2x2材にも使用できます。
※. 2x4材を1本で立てる事ができるものではありません。2x4材の柱を複数本連結してご使用ください。
たとえば、
こんな感じに使えます。
>>壁面収納パターン①
2x4材を立てる脚 を取り付けた2x4材を、3本接続して壁面を作るパターン。
幅1800mm・高さ1820mmのイメージです。1x4材を横桟として使用することで、色々なものが、引掛けられるようになっています。
>>テーブルラック
2x4材を立てる脚 を2x4材の両側に付けてテーブルラックを作るパターン。
脚を両側に取り付ける事で、パーティションやテーブルを作る事ができます。パイプクランパーを利用して、おしゃれな、ワイヤーかごの収納も付けています。脚も中央部の2本だけなのでスッキリです。
Lineup
▶ 表が切れている場合は横にスクロールしてください。
※)取付けビス付属(3.8mm×25mm 頭部塗装コーススレッド)
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基本的な使い方
2x4材に、2x4を立てる脚を取り付けます。
縦柱の長さは、1820mm以内 にしてください。
横桟となる、2x4材を取り付けていきます。
横桟の長さは、910mm以内 にしてください。
もう片側も、同様に固定していきます。
これで基本のフレームが完成です。アジャスターを調整して壁に寄りかかるようにしてください。
2x4材が、床に直接触れるのが嫌な場合は、別売の『2x4材用保護パッド』が使用できます。
参考使用荷重
一定の想定においての、参考使用荷重となります。
使用環境(木材の長さ・密度・樹種・使用するビスの長さなど)により異なりますので、保証加重ではございません。あらかじめご了承ください。
1段で使用する場合、荷重をかける高さで使用荷重が異なります。最も、安定しない状態での使用を想定し、
としてください。また、下記のように重量を分散して使用してください。
〈良い使用例〉
〈悪い使用例〉
複数段での使用の場合は、
を目安に使用してください。
〈良い使用例〉
〈悪い使用例〉
1)片面取付けの場合は、後部に倒れやすくなります。壁面にくっつけてご使用ください。
2)上の方に重量物を置くと倒れやすくなります。重いモノは、下の方に置くようにしてください。
3)地震などで倒れる可能性もあります。ワイヤーや金具で壁などに固定する事をおすすめします。
4)棚やフックなど、出っ張りは、2x4材を立てる脚の出っ張り内におさめるようにしてください。
5)脚・柱・棚は水平垂直に設置してください。柱が前に傾く際は、アジャスターにて調整を行ってください。
6)棚受けが傾く際は利用を中止してください。
7)経年変化での、棚受け・棚板・柱の変形・ビスの緩みがないか定期的に確認してください。
8)万が一の為棚上に貴重品を置かない・また棚下に貴重品、子供ペットなど入らないようにしてください。
他にも色々。『DIY-ID』 のDIY BRANDS