Brace Shelf Receiver
厚みのある鉄板を使用した金具をブレースで補強した棚受けです。
そのままでも強い、厚みのあるL字金具にブレースを付けて強さと雰囲気を追加した棚受け金具を作りました。小さめの60サイズから120サイズまで4種類ありますので棚板に最適な金具を選んで使えます。色は、カントリー調からブルックリンスタイルまで幅広く合うブラックとオフホワイト。IDの他のL字金具などと同じ色で統一しています。
棚受けとしてはもちろん、箱組みなどでのコーナー補強としても使用できます。
ブラック=黒亜鉛メッキ オフホワイト=粉体塗装
※参考使用荷重は金具自体の耐荷重となります。取り付ける壁面の材質、ビスの効き具合により変動します。
ブレース棚受けは、リフォーム・リノベーションの別サイトでも紹介しています。
等辺の左右共通タイプだから悩まず使えます。
ブレース棚受けは、ビス穴を避けて金具の端にブレースが取り付けてあります。
パッと見ると左右セットで揃えなければならないように感じますが、ひっくり返せば左右セットのように使用できます。
ブレースの位置が両方とも左側
クルっと回転させる
左右ともブレースが外側に。
結構重要。棚受けと棚板のバランス
棚受けを使うときに以外と重要な棚板とのバランス。こんな感じで決めれば失敗しないで使えます。
1)棚板の奥行
強度と見た目のバランスを考えましょう。
強度を確保するための目安としては、棚板の2/3くらいは棚受けの長さが必要です。例えば90サイズの棚受けを使うのであれば、棚板の奥行は135mm程度という事になります。
計算のイメージとしては、棚受けの長さ×1.5=棚板の奥行目安となります。
適正な棚板の奥行
適正な奥行で作ると上のようなバランスになります。よく見る感じの無難なバランス感だと思います。奥行目安は壁にビスがガッチリ効いている前提のお話です。
棚受けに対して棚板の奥行を短くしてみる。
バランスを変えてみると見た目も大きく変わってきます。棚受けを目立たせて無骨にしたい時や棚自体を小さく作りたいときは上のようなバランスの方がいいかもしれませ。
2)棚板の幅
棚板の厚さにもよりますが、あまりに長いとたわみが発生します。強度的にも不安になりますし見た目も美しくありません。棚に乗せるものを考慮して長すぎるなと感じる場合は棚受けを棚の真ん中に追加するなどしてください。棚受け自体に推奨の棚幅が設定されているものは、ほとんど無いので感覚でバランスを見るしかありません。
ご注意:
金具は一部、鋭い箇所があります。ケガをしないように注意して作業してください。
黒亜鉛メッキは、ムラがあります。塗装品は剥がれる場合があります。風合いとして楽しんでください。
人が手をついたり、乗ったりする箇所には使用しないでください。
完成品は自分で組み立てたものです。くれぐれも愛着をもって大事にしてあげてください。