金属パイプのカットなんて無理!じゃない。

 

金属製のパイプをカットするのは大変で無理と思ってませんか?

大掛かりな電動工具が必要とか、すごく力が必要とか・・・。

でも、そんな事はありません。

金属製でも電動工具不要で意外と簡単に切れるのです。

 

それには、こんな工具が必要です。

パイプカッター(単管カッター)といいます。

メーカーさんによって、形状は色々ですが、こんな感じの工具です。

ホームセンターさんなどの工具売り場で売っています。これを使用します。

 

【注意】

パイプクランパーシリーズで使用するパイプは鉄製の直径25.4mm パイプ肉厚1.2mmです。

パイプカッターには種類があり、鉄が切れないものや、細いものしか切れないものがあります。

購入の際は、注意して選んでください。

パイプカッターの使い方

1)カットするパイプの長さを決めます。

2)パイプのカットする部分にマジックなどでマーキングします。

3)パイプカッターの刃をマーキングに合わせてクランプしていきます。

あまりきつく締める必要はありません。きつく締めると刃を傷めてしまいます。

4)2~3回ほど回転させます。パイプに刃が入るガイド線をつけていく作業です。

ガイド線をつける時は下の写真の矢印方向に回します。

このくらいまで線をつけてください。これが、刃が通るレールになります。

5)ガイド線がキレイについたら、クランプを増し締めして、先ほどとは逆回転させてカットをしていきます。何回転かしたら、また少し増し締めして回転させます。これを繰り返します。

かなり線が深くなってきました。あと少しです。

6)カットができました。カット部にはバリがありますので手を傷つけないように注意しながらバリとりで、バリをとっていきます。

バリとりは、今回のカッターの場合、背中についていました。

ゴリゴリとパイプの内側を削っていきます。キレイにとれたら完了です。

IDパイプクランパーシリーズのパイプ長さは、

500mm・1000mm・1500mmと3サイズあります。

カットしなくても、ある程度組み立て可能です。

また、ホームセンターさんでも加工室でカット対応してくれるお店もあるので聞いてみてください。