ウォールアンカー 一撃は、下穴不要のカサ式金属アンカーです。普通のウォールアンカーでは、下穴をあけてからの施工が必要でしたが、一撃なら、標準せっこうボード(GB-R)に対して、インパクトドライバーで、そのまま打ち込む事ができます。
エアコンの室内機の取付けなどに圧倒的な、作業性向上をもたらします。
ウォールアンカー 一撃の特長はこれ!
7.2Vのペンタイプのインパクトドライバーが使用できます。圧倒的に早く楽に施工できます。
下穴不要なのでマーキングして、スグに打てます。一撃のビス先端が尖っているので位置決めも楽です。
普通のカサ式金属ボードアンカーとの違い
ウォールアンカー 一撃は、下穴をあけずに施工できるように、通常のウォールアンカーとは違う構造になっています。
機能として、【下穴をキレイにあけることができる】【適切なトルクで開脚する】この2点が大きなポイントとなります。
インパクトドライバーが使えるから圧倒的に疲れない!
ウォールアンカー 一撃は、インパクトドライバーでの施工が可能です。
手回しドライバーでの施工と比べ、大幅な作業スピードアップと施工者の負担軽減につながります。
せっこうボードにしっかりと刺さって供回りを防ぐツメと、適切なトルクで開くカサの組み合わせがポイントです。
使用できるインパクトドライバー
7.2Vのペン(スティック)タイプのみ使用可能。
それ以外のものを使用した場合、壁の破壊や施工不良の原因となります。
エアコン取付業者さんにオススメ
施工がとにかく楽なので、カサ式金属製アンカーを多用するエアコン取付業者さんには、うってつけのアンカーです。
穴位置をマーキングしたら、下穴なしで、そのまま打てます。一撃はネジの先端が尖っているので位置決めしやすいのも特徴です。
エアコン室内機の取付けには、カサ式アンカーを使用してください。
最近のエアコンは、内部掃除機能や省エネ対策により以前よりも重くなっています。これを確実・安全に取付けるには、ねじ込み式アンカーでは役不足です。
せっこうボードにエアコン室内機の据付板を直付けする場合は、安全上、必ず「はさみ固定式アンカー」=「カサ式アンカー」を使用する事とされています。
ユーザーの方は、取付け立ち合いの際に、業者さんがカサ式アンカーを使用しているか確認しておくのも良いかもしれません。
施工方法
取付け位置を決めたら、下の手順に従って施工してください。
#2のドライバーで本体ごと回転させ、ゆっくりと穴をあけます。(ケガ防止のため回転時にツメに触れないように注意してください。)
貫通したら、回転を止め、ツメが完全に刺さるまで押し込んでください。(不完全だと壁紙が破れることがあります。)
ツメがボードから外れないように軽く押し付けながら、ねじ込みが重くなるまでネジを回わすと傘が開きます。(ねじ込み過ぎに注意)
一度ネジを抜き取り、取付け物の上から、ネジを締め付けて完了です。(ここでも締め付け過ぎに注意が必要)
- 締め付けの際は、インパクトドライバーの、回転が若干重くなるので、その時点で止めてください。締め付けすぎるとせっこうボードが破壊されて強度が低下します。
ウォールアンカー 一撃の適用板厚と強度
※施工の際は、最大引張荷重の1/5程度を使用荷重としてください。
※最大引張強度は、施工する相手材・施工条件などにより変動します。保証値ではありません。
規格 | 適用板厚 | ねじ径 | 最大引張強度 | 強度条件 |
---|---|---|---|---|
WI-409 | 9.5mm | M4 | 0.30kN(30.6kgf) | せっこうボード9.5mm厚の時 |
WI-412 | 9.5~12.5mm | M4 | 0.34kN(34.6kgf) | せっこうボード12.5mm厚の時 |
WI-416 | 12.5~15mm | M4 | 0.55kN(56.1kgf) | せっこうボード15mm厚の時 |
詳しい施工法は、動画を合わせて確認してください。
ウォールアンカー 一撃 商品説明動画
施工失敗例の動画
失敗例①
ボード貫通後に回転を止めずに打込んでしまった場合
失敗例②
適切な箇所で止めずに締め付け過ぎてしまった場合
パッケージラインナップと入数
フック吊り小パック
中容量ジャストパック
大容量バケツパック
規格 | フック吊り小パック | ジャストパック | バケツパック | |||
品番 | 入数 | 品番 | 入数 | 品番 | 入数 | |
WI-409 | 46-411 | 8本 | 560-021 | 30本 | 544-004 | 120本 |
WI-412 | 46-412 | 8本 | 560-022 | 30本 | 544-005 | 120本 |
WI-416 | 46-413 | 8本 | 560-023 | 30本 | 544-006 | 120本 |
リーフレットは下記よりダウンロードいただけます。
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面倒な下穴が不要なので、石膏ボードにビスを打つ感覚で施工できます。下穴用のドリルも不要です。