DIY用語辞典【か行】

か-な行

金切りばさみ

金属が切れるはさみ。薄板に限るが、鉄板・銅・真鍮・アルミ・ステンレスが切れる。カットする形状によって直線用・曲線用・円切り用・波板用などの種類がある。


金槌(玄能・ハンマー)

主な用途は、釘を打つ工具。他に、モノに打撃をあたえたり、潰したりするために使う。ビス主流の現代において、あまり使用しなくなってしまった。日本では両面が打撃面である両口タイプが主流。その片面が丸く膨らんでいるので、木材に傷をつけずに釘の頭だけを叩く事ができる構造になっている。


金鋸 (金切りのこぎり)

のこぎりの中でも、金属が切れるもの。電動ではないので、金属の種類や厚さによっては、疲労困憊は免れない。鉄・アルミ・ステンレスなど、種類によって刃が異なる。本体と刃は別体式になっていて刃だけ交換できるタイプが多い。


か-わ行

鉋(かんな)

木材を削るための道具。木材の表面を薄く削ることで平坦でキレイに整えることができる。かんなにも、色々な種類や大きさがあり、表面を平滑にする以外にも、面取りや溝掘りができるものがある。キレイに削れるようになるには結構な鍛錬が必要。


き-や行

キャスター

ボックスや台など、コロコロと移動したいものに取り付ける車輪。主な取付け方に、ネジ込みタイプ・挿し込みタイプ・プレートタイプがある。DIYに使うなら、ビスで固定できるプレートタイプが便利。車輪は、直進が得意な固定とクネクネ曲がる自在があって、ストッパーの有無も選べる。


く-ら行

クランプ

木材などの部材を作業台に固定したり、木材をビス打ちや接着する際に仮固定しておくための道具。固定する場所によって、色々な形がある。角がずれずにビス止めできたり、接着もずっと押さえておく必要がなくなる。


け-あ行

経年変化

経年変化は、経年劣化とは違い、経年して変化していく状況を趣深くたのしむもの。年月の経過で木材も金具も色や艶が変化して味わいが増してくる。アンティーク調ではない、本物のアンティークに説得力があるのは、年月を経ているから。


こ-さ行

コーススレッド

電動工具でバリバリと打てる木工造作用のビス。ビスの中でも安い分類に入る。入数の多い徳用箱で売られていることが多く、不用意に購入すると想像以上に余ってしまう。基本形状として、頭部がラッパ頭という独特な形状で十字穴も深く打ちやすい。引き抜き強度もそこそこ優秀。2x4材の組付けには非常に重宝する。