コーススレッドは木工にとって最高のビスなのか。①

コーススレッドは最高のビスなのか①_アイキャッチ

はじめに知っておこうコーススレッド!

機能も価格も良好なコーススレッド
機能も価格も良好なコーススレッド

電動ドライバーユーザーで木工大好きな方々におなじみの、コーススレッド。

ホームセンターでも、少量の袋入りから、プロも納得の箱入りまで様々なパッケージ形態で売られています。安くて便利なコーススレッドを最強・最高のビスと言われる方もいますが、本当にそうなんでしょうか?

・コーススレッドを知ろう

コーススレッドは粗目造作ビスともいい、その名の通り、ねじ山とねじ山の間隔が粗いビスです。コース(粗い)スレッド(ねじ山)という意味です。

もともと釘の代替えとして誕生しました。一般的に引き抜き強度が釘の約5倍と言われています。通常の木ねじとは違い、焼きが入っていて堅いのが特長です。そのため、電動工具を使用して木部に対して下穴なしで打込むことができます。ねじ山間隔が粗いことで、ねじ一回転当り入り込む距離が長いので作業性も抜群です。

上の写真のように短いのから長いのまで様々で、長さにより全ねじと半ねじタイプがあります。

2x4材を使用したDIYには非常に優れたビスだと思います。

コーススレッドから派生した兄弟たち

コーススレッドが優秀なのは分かってもらえたと思いますが、それを超える機能をもった兄弟たちが存在します。

万能そうに見えるコーススレッドにも弱点があり、その弱点を補ったビス達です。

弱点 その①
コーススレッドだと木材が割れちゃう!

1x4に打ったら割れた
1x4に打ったら割れた
コンパネに打ったら割れた
コンパネに打ったら割れた

コーススレッドを木材の端や、コンパネの木口などに打ちこんだ時にピキピキッと割れてしまった経験はありませんか?

そうなんです。コーススレッドは割れに弱いのです。

下穴をあければ問題がないのですが、それはそれで下穴無しで打ちこめるコーススレッドの魅力が・・・

そこで、兄の実力を凌駕する兄弟の登場です。

スリムスレッド

名前の通り、コーススレッドよりも細身のボディーが魅力のビスです。

細ければ、それだけ単純に木材にかかる抵抗が少ないので割れにくくなるんです。

スリムで素敵なスリムスレッド
スリムで素敵なスリムスレッド

木材が割れにくくなるだけではなく、首下にはフレキっていうスジが入っているので頭が綺麗に木材に入り込むっていうサービス付です。

そんな優秀な、スリムスレッド。それでも、こいつにも弱点があります。

それは、引抜き強度の弱さ。細ければそれだけ、木材に食いつく面積が減って固定力が落ちてしまいます。何かを得れば、何かを失う。そんな事を感じさせるビスです。

そこで更に登場!↓

木が割れにくいビス プレミアム

スリムスレッドの引き抜きの弱さを補ったのが木が割れにくいビスです。名前にプレミアムまで付いちゃって決定版の様相を呈しています。

このビス、ほかのビスたちと考え方が違います。

木材を割らずにビスを打つためには、下穴をあけますよね。手動工具ならキリを使います。

このキリの機能をビス先端に持たせたのが、このビスなんです。

木が割れにくいビスの決定版
木が割れにくいビスの決定版
キリ機能の槍先を拡大撮影してみた。
キリ機能の槍先を拡大撮影してみた。
ビスを逆さにして首下撮影。
ビスを逆さにして首下撮影。

でも、実力はどうなの?ほんとに割れないの?

という事で、コーススレッドと同じような試験をしてみました。

結果は以下の通り。

1x4に打っても割れてない!
1x4に打っても割れてない!
コンパネに打っても割れなかった!
コンパネに打っても割れなかった!

コーススレッドと比較すれば明らかです。

調子にのって、かなり端っこに打ったら、やはり割れましたけど、常識的な範疇であれば問題はなさそうです。勢い余って打ちこんだり、節に力ずくでねじ込んだりすれば割れも発生します。万能ではないのでご注意を!

ほかにもコーススレッドの弱点を解消したビスあります。続きは、その②にて。

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じますけ
このサイトの管理者兼、商品を作る人。自らもDIYerであるため、できる限り『誰もが使いやすい商品を!』と思っているが、作る商品は自分の趣味に走りがちな傾向にある。センスはともかく、商品に対する、こだわりだけは、人一倍のひと。ネギ・セロリ・ピーマンが天敵。