第10話_ソファーをつくる編 その②

第10話_ソファーをつくる編 その②

前のお話しでぶっ壊したソファが、その後どうなったか?のお話しです。

作り直しましたよ。ちゃんと座れるように。

なので、満を持して、作り方説明します。

詳細すぎる事は説明しませんけどね。そこは、読者様の想像力と妄想力にお任せしますってことで。

んじゃ、今回もいってみます!やってみます!

\ ちなみに、第10話からいきなり見てしまって、何の事やら?という方は、1話目から見て頂けると嬉しいです。/

出来る限り、前回ぶっ壊したソファーの部材を再利用します。

とりあえず前回の、反省点を見つめなおします。

  1. 背もたれが直角なので、座ると『あしたのジョー』的な感じになる。
  2. 肘かけが低すぎて、肘がかからない。
  3. 座っていても、安らぎがない。

悲しいけど、とてもソファと言えるしろものではありません。

最低限、背もたれには角度を付けたい!でも、いかんせん、使用する2×4金具【fort】には、直角に木材をつなぐものしか無い。

そこで、ネットを検索しまくって、背もたれと、座面が直角でも安らぎのあるソファを発見するのです。
そのソファを、パクッてじゃなくて、リスペクトを込めてオマージュした結果、こんな感じの構想に至るのです。↓

どうしても、直角になってしまう背もたれ部分は、潔く、直角で作ります。これを、ひじ掛けパーツに斜めに取り付けることで、座面を傾斜させます。

座面と背もたれとの関係は、直角のままですが地球の重力に対しては、斜めになるわけです。
ぶっちゃけ、作ってみないと分からない部分が多数なので、実際に組み立ててみます。

まずは、ひじ掛け部分から。

なぜか、ひじ掛け部分から取り掛かります。
行き当たりばったりドキュメント企画の、ノンフィクションなので、説明うんぬんはともかく、取り掛かった順番に掲載します。

今回の組み立ても、ミスターさんが登場です。
このミスターさん、構想を説明したら、何も言わずに組み立て開始。写真撮影を無視して、ここまで組み立ててしまいました。

使用した金具は、fortシリーズの、ジョイストJ-2とJ-3を各4個ずつ。これで左右のひじ掛けを賄えます。
横向きの2×4材は、写真右上部分がひじ掛けになるので、少し長めに設定しました。

片側が、組み上がりました。
これを2セット作るのですが、ここで注意!くれぐれも左右対称で作ってください。

 左右セットが出来上がりました。こんな感じで左右対称となります。高さはお好みで。自由に決められるのもDIYの醍醐味。

これで、肘掛け部分はOKっと。

お次は、座面を作ります。

いよいよ、座面の作成です。
直角の座面で、座り心地よくできるものなのか、不安しかありません。
ただ、やるしかないので、進めます。

手順は、こんな感じを予定しています。

この手順を、ミスターに伝えて、座面作成もお願いします。
やったるでぇ~と意気込み満タンなようです。

まずは、座面のビス打ち。2×4材の1本目。するってーと、こんな感じにやらかします。

やっぱりミスター、期待を裏切りません。
でもね、これもDIYの醍醐味のうち。気にしない事にしてあげましょう。

で、どんどんと目検討で打ち付けて座面ができました。ちょっと、オネェな感じの座り方が気になりますけど。

お次は、背もたれ部分の、縦柱です。荷重のかかる部分なのでしっかりと接合します。
ここで使用したのは、fortシリーズの、タイチャンネルT-1。これを左右で2個使用します。

fortのタイチャンネルは、継ぎ目部分が見える、覗き窓付きなので確実に中心で継ぐ事ができます。←PR

縦柱をしっかりと固定できたら、横柱を入れます。こちらは、金具を使用せずに、横からビス打ちで固定します。

ここも、荷重がかかる部分なので、しっかりとビス打ちしましょう。65mm位の長さのビスが最適です。

今回は、背もたれ部分に、2×4材を2本使用しましたが、もっと多くても良いかと思います。また、杉材とかでも、雰囲気出るんじゃないでしょうか。

という事で、肘かけ、および座面が出来上がりました。

さぁてと、合体させますか。

ソファ完成間近。最終組み立てに入ります。

ここまで来たら、まもなく完成です。
では、合体させます。

今まで、ざっくり目検討スペシャルでやってきましたが、さすがに座面の角度決めは、しっかりやります。といってもメジャーで測って、左右の位置がずれないように、決めるくらいですけど。

取り付ける時に、思ったのですけど、想像よりも浅い角度の方が良さそうです。
そんな、こんなで角度を決めたら、ひじ掛けの横から、座面に向かってビス留めします。

んで、いきなり出来上がった画像です。
急転直下だったのは、2人で作業してしまって、途中の撮影をしてないからです。

座面が、結構重いんすよ。角度は、こんな感じ。一応、ここまでは想定内の形状となりました。

でもね。重要な事は、座り心地が良くて癒される事。さっそく座ってみます。

あっ、その前に、ニトリで購入した格安クッションを置いてっと。

ん~!良き良き。
前回とは、雲泥の差の座り心地。やっぱりソファって、こうじゃないとね。

その辺にいた、新入社員(営業)にも座らせてみます。すると、このような感じになります。 

これが、入社数カ月の姿とは思えません。余裕で、足を組んで座っとります。しかも、バッチリとカメラ目線で決めてくれています。

それくらい、くつろげるという彼なりのアピールでしょうか?

とにもかくにも、満足な座り心地にできたわけです。

二人掛けの設定にしては、幅が狭いかなと思ったけど、結構まともに座れそうです。
なんとか、前回のリカバリができましたね。

そんなこんなで、これで、ソファをゲット。小屋に癒しの空間ができました。
小屋のスペースを考えると、大きな家具は、ここまでかなと思います。

次は、小物に取り掛かります。もちろん、何を作るかは決めてません。

ってことで、次回は、『小屋内の飾りものの何かを作る』っていうお話です。