2x2材を使ってアンティークな角材を作る。


 今回は、断面が正方形の2x2材を使用してアンティークな角材を作ってみようと思います。

イメージは、使い古されたススのついたような感じで、家具ではなく昔の欧州の町工場にあったのを持って来ました!な感じにする予定です。

 

で、完成のイメージが分かるようにいきなり完成写真。これを作っていきます。

 

4面あるうちの2面だけ黒く、スス汚れをつけて雰囲気をだしてみました。

 

では、やってみます。

 まず、2x2材をカットします。

今回は事前に、これを使用して作りたいものが想定してあったので図面もあるし、自分で切るのもめんどいのでホームセンターさんでカットしてもらいました。 

カットまでしてもらっちゃえば楽ちんです。

スグに塗りはじめられます。

初めてnuro(ヌーロ?)なるものを使用してみました。水性木部用のステインだそうでハケなしで布で伸ばして塗れるそうです。

ちなみに、色はチークとブラックを用意。

塗ります!ヌーロ!まずチークから。

布よりも効率的かなと思ってスポンジ使っちゃいました。しかも皿とか洗うスポンジ・・・。

ブチュって感じで出てきます。プルプルしててゼリーみたいです。

 伸ばして伸ばして塗りました。イメージよりも薄めに着色されました。

下地のチークが塗りあがりました。

 

お次に、汚していきます。

ヌーロのブラックを使用します。スポンジのこっちの面を使ってみました。

ちょいっと付けて、さっさーさーです。

こんな感じに出来上がります。

上の状況で少し乾かします。

このあと、マスキングテープを貼ります。乾いてないとマスキングテープを剥がす時に塗装も一緒に剥げちゃいますので注意してください。

では、マスキングをします。4面のうち、2面だけマスキングテープを貼っていきます。

塗装が上手くいっている気に入っている面をマスキングしてください。マスキングされていない箇所は、このあと黒くなります。

端から貼っていきます。木口も忘れずに。

両端を貼りました。そのあと真ん中を貼ります。もっと太いマスキングテープだったら2本で良かったのにと後から思いました・・・。

マスキング完成!マスキングした箇所以外のところを水性スプレーのつや消し黒で塗っていきます。

全部塗れました。

軽くパアッ~って吹く感じでOKです。一気に吹きすぎないように注意してください。

だいたい10分位乾燥させます。

速乾性なので早く乾きます。心配であれば手で、そぉーっと触ってみて付かなければ大丈夫です。

乾いたらマスキングテープを剥がしていきます。剥がす時は貼った時とは逆の順番で真ん中→外側→外側で。

剥がしきると、こんな感じです。綺麗にツートンに塗り分けられました。

ここから、さらに味を出していきます。

320番くらいの粗目の紙やすりをかけていきます。

すーすっと、滑らす感じで。下地が軽く顔を出すくらいまでかけます。

やすりが粗いので、結構簡単に雰囲気が出てきます。

使いこまれた感じになるまで、やすりをかけました。

 

完成!

 

完成しました。文章で書くと結構な長い道のりに見えますが、実際は乾かす時間もあまり必要ないし、刷毛もバケツも使わないでの洗う手間もありません。意外と簡単にできました。

スス汚れた感じの使用感を出してみましたが、いかがでしょうか?

反省点として、ブラウンとブラックのコントラストをより明確に出すために、もう少し明るいブラウンでも良かったかもしれません。

これをつかって、何かを組み立てる時は、外面にブラウンを出して内側にブラックを使うと、アンティーク感が増すと思います。

 

ID金具を使って、キューブラックでも作ってみようと思います。

 

追記:キューブラック作ってみましたので、こちらの記事もどうぞ!

 

よろしかったら、こちらの記事もどうぞ!



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