ガラスペイントで作るステンドグラス引き戸

当ページに使用している塗料は、ターナー色彩株式会社さんから提供していただきました。

 

こんにちは!初めての投稿です、とっきーです。

今回は、ターナー色彩さんの「ガラスペイント」を使ったステンドグラス風DIYを紹介します。

 

ターナー色彩「ガラスペイント」とは?

ガラスに直接塗れる透明感のあるペイント

  • ガラスや瓶などガラス製品のリメイクに最適です。
  • バリエーションはアンティーク調のカラーを中心とした9色とくもりガラス調が表現できる「曇り」、表面に気泡が表現できる「泡玉」、上塗りすることで塗膜のベタつきを抑える「専用クリア」の12種類をご用意しています。
  • やわらかい毛の筆やスポンジなどで塗れます。
  • 乾燥後はガラスにしっかりと密着し、多少の水がかかる程度でははがれません。
  • ガラスペイントとライナーを組み合わせることでステンドグラスのような作品も作れます。

 

ステンドグラス風に仕上げるならガラスペイントライナー

  •   ガラスペイントライナーはガラス面に線を描くことができるペイントです。
  • ガラスペイントと組み合わせることでステンドグラス風の仕上げができます。
  • タイル、プラスチック、木、紙などにも描けます。

引用元:https://turner.co.jp/paint/glasspaint/index.html

 


簡単にステンドグラスが作れちゃう…ってコト!?

 

ステンドグラスがはめ込まれた建具って憧れますよね~。

でも実際に作るとなると技術が必要だし、買うと高価だし、ちょっとした部分に気軽にステンドグラスのデザインを付けれたらいいんだけどな~…

 ってことがターナー色彩さんの「ガラスペイント」ならできちゃう…ってコト!?

 

これはやってみるしかありません!

 

そういえば、以前「室内の1畳+ちょっとの空間を楽しむ」の12話で、オーディオラックをDIYしていました。 

ここにステンドグラスをはめ込むことができたら…。

使いやすくてサイズもぴったりでオリジナリティのある家具ならさらにお気に入りになること間違いなし!

さっそく始めます!

 


材料を買う

ホームセンターにやってきました。

 

12mm厚の板が引き戸になるレールにはめる引き戸を作るので、12mmの角材、かつ溝加工してあるものを買いました。

引き戸にはめるガラスは、加工のしやすさや重量なども考えて本物のガラスではなくアクリル板を使います。

 

ステンドグラスにぴったりな、すりガラス風のアクリル板があるじゃないですか!しかも板厚2mmで、さっき買った角材の溝にぴったり。

サイズは300x450mmのものを購入。

材料を切った貼った塗った

さささーっとイメージ図を考えて、買ってきた材料をカットします。

 

 角材は四角形に組みます。引き戸が重なる部分の事を考えて片端だけ3本使っています。

アクリル板は溝の深さ(今回の角材は大体深さ4mmでした)を考慮しつつサイズを決めます。

肝心のステンドグラスのデザインはモロッカン柄にすることにしました。

 

 

 角材をボンドでくっつけます。L字にくっつける箇所はコーナークランプがあると便利です。

 

アクリル板はアクリルカッターでカットします。

マスキングテープでカット位置を決めて、定規をあてて慎重に…。

コツは焦らず何度も何度も線を引くことです。大体1/3程度の深さまで溝が切れたらペンチや机の端などを使って割ります。ここで焦ると欠けたり変な方向に割れたりするので気を付けます。

 

 

木材は、これまたターナー色彩さんの「アンティークワックス」を使って仕上げます。

チーク、ダークオーク、ラスティックパインの3色を試し塗りして、元のオーディオラックの色に一番近い色ということでチークを塗りました。

乾いた布に少し取ってゴシゴシ。硬めの…なんというか、ハンドクリームというか、バームのような。

けれど伸びが良いので簡単に塗れます。嫌なニオイがしないのもGOOD。そしてすぐ乾く!

塗り終わったら溝にアクリル板をはめて、引き戸の体裁は完成です。

 


ガラスペイントライナーでライン描き

下書きとして、コピー用紙にモロッカン柄を印刷したものを使います。

 

いよいよペイントスタート!

 

と、その前に、

ガラスペイントライナーは、一度外側のフタを空けて内側のフタを取り除きます。
(気が付かずにめちゃくちゃギュウギュウ押して、なかなか出ない…とやらかしてました。)

 

本体をキュッと押すだけで思っている以上に絵の具がちゅるちゅる~っと出てくるので、初めての方は何か別の紙などで練習してみるのが良いかもしれません。
感覚としてはチョコレートのデコペンに近いですね、しかも湯煎して溶かしたてのヤツ。

 

動画:描いているところ

タイムラプスで撮影してみました。

 

 

ライン描き、完了!

 

これ1枚描くのに大体1時間弱くらいだったかと思います。慣れればもっと速く描けそう。

ただ、後半は指先が結構疲れます。指力が試される。笑

これだけ描いても絵の具の容量は半分~1/3以上は残っていました。あとで別の物も描いちゃおう。

 

ライナーがぷくぷく盛り上がっていて可愛い。

ライナーはカラバリが4色(白、黒、金、銀)で、今回使用したのは金色です。

 

裏側から見ても良い感じ。

 


いよいよ、色を塗っていく!

 

ついに色を塗ります!

 

今回使うのは「翡翠(ひすい)」、「瑠璃(るり)」、「琥珀(こはく)」の3色。

ターナーさんのネーミングセンス!!!(称賛)

 

塗る前に割りばしでよくかき混ぜます。

試しにアクリル板の端材に出してみました。発色がキレイ!

 

混色しても大丈夫そうです。

翡翠と瑠璃を混ぜて、孔雀色!

良い感じの青緑になりました。

 

琥珀から塗っていきます。

 

絵の具自体はサラサラトローリとした感じで、特に薄めなくても塗り広げやすいテクスチャです。

薄める場合は水を容量の5%程足せばいいとのこと。

 

筆は適当に置いてあったヤツを使ったのですが、ナイロンの筆?かな?

これがすぐに絵の具が落ちて洗いやすく使い勝手が良かったです。

 

他の色も塗ります。

ライナーでぷっくり縁どられているのでちょっと多めに塗ってもハミ出る心配ありません。

透かした時に色の変化が出るように、少しムラがある感じに塗りました。そのほうがよりガラスっぽさも出ている気がします。

 

混色したところもいい具合。

 


完成!


出来上がりました!完全にイメージ通り。

アンティークワックスで塗装した木枠と金色の縁取りがレトロ感あっていいですね~!

ガラスペイントならではの透明感のある色味がさらに雰囲気かもしてます!

 

 

写真では伝わりにくいですが、灯りに透かしてみるとよりキレイに見えます!

色ムラも良い効果を生んでいます。

 

今回は仕上げに専用クリアを塗りました。

塗らなくても十分キレイなんですが、塗装面の保護やベタつき防止になります。

 

引き戸の取っ手部分を取り付けて完成です。

 


オーディオラックに取り付けてみる!

いよいよクライマックス!

オーディオラックに取り付けます!

 

BEFORE

AFTER

 

シンプルなラックが一気にお洒落になりました!!

ステンドグラスが持つ独特な高級感のおかげか、なんだかラック全体がグレードアップした気がします!

 

 

せっかくのステンドグラスの透け感を味わいたいので、ラックの中に照明を仕込んでみました。

間接照明みたいになってますますお洒落!

このオーディオラックでクラシックやジャズを聴けば、リラクゼーション効果マシマシですよ!

 


いかがでしたか?

ターナー色彩さんの「ガラスペイント」、最初はほんとにステンドグラスっぽくなるかな?とドキドキでしたが、使ってみると描きやすいし塗りやすいし発色も美しいしで、完璧にイメージ通りの作品ができたので大満足でした!

他にも色々試したくなっちゃうな~。

 

ではまた次回の投稿で。とっきーでした!

 

 


\ この記事を書いた人 /

とっきー

DIYから機械工作まで何でもできちゃう尖り系女子。常に動き回っていて、ボルダリングが趣味でバイクにも乗っちゃう活発な人。我が道が尋常じゃなく通っていて、不用意に声を掛けると殺気を感じることがある。2児の母。

 


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