ソーホースブラケットでつくえ・テーブルを作る!

ソーホースブラケットは、本来、作業台であるソーホースを作るためにあるのですが、利便性と雰囲気からテーブルや飾り棚の脚として使用されることが多くなってきました。

そこで、DIY-IDでも、はやりにのって作ってみようと思います。

天板にもこだわってソーホースの脚でつくえを作ってみます。

前回は、「せっかくソーホースブラケットを作ったのだから、ソーホースを作ってみます。」
という内容で、まあまあ、かっこいいソーホースを作ってみました。

今回はその続編で、「せっかくソーホースを作ったのだから、つくえを作ってみます。」

じつは、前回の記事では、ソーホース1脚の作り方のご紹介だったのですが、その時に、すでにつくえ作成を想定して2脚作成しておりまして、早速の続編となります。

前回の記事を読んでいただいた上で脚は、できているものと想定して天板の作り方からご紹介します。
つくえを作るには、ソーホース2脚必要ですので注意してくださいね。

①部材をそろえる。

では、構想を始めます。
本当は、ただ板を適当なサイズに切れば天板なんて出来上がりますが、そんなの嫌なので拘って作っていきます。イメージ的には、こんな感じでしょうか?

今回、天板に使用した木材は、杉の荒材21x180x3650mmを使用しました。無い場合は1x8等を使用してください。2x8とかだと結構重いので1x8の方が良いかと。ちなみに1x8だと厚さ19mm、幅184mm、長さ1820mmを使用します。

あとは、天板を厚く重厚に見せるために、枠を作ります。こちらには、同じく杉の荒材15×45×3650mmを使用しました。胴縁などに使用する木材らしいのですが、これも無い場合は1x4材などで代用してください。

金具とビスは、こんな感じです。

ビス類は、すでにソーホースを組み立ててしまっているので、あまり使用しません。今回は、木が割れにくいビスの黒を少々使用しました。弊社製造のビスなので一応アピールです。

その代わりに、雰囲気作りのため、糸カスガイ・なみ釘を使用します。これはあくまでも飾りなので、使わなくてもOKです。

アングルバイ2用
タイプレート
なべタッピング
皿タッピング

雰囲気アップのために用意した、なみ釘と糸カスガイ。

部材表と木材のカット寸法は以下からダウンロードできます。

PDFデータでのご提供となります。閲覧には、Adobe Acrobat Readerが必要です。

②木材をカットする。

 天板の奥行は、板を2枚使用しますので、板の幅×2、それと枠の厚みが前後分加わります。
板の長さはカットして決めますが、板の幅は使用する板の幅をそのまま使用します。1x8材の場合は184mmです。枠に1x4材を使用した場合、厚さが19mmなので、天板の奥行は、184×2+19×2=約406mmとなります。

※ソーホースの上にのる2x4材は枠の内側に入る構造になります。ですので184×2=368mmよりも短く作る必要があります。

サイズが決まったらカットしていきます。写真は枠に使用した荒材

天板分と枠分の木材をカットしました。
木材のカットは、これだけです。

③組み立てる。

組み立てていきます。まず、天板分の2枚の板を1枚の板にしていきます。

合わせる部分に薄く木工用ボンドを塗っておきます。しっかりと合わせたら天板の裏面になる方に、タイプレートを固定していきます。

タイプレートには、中心が分かるように切欠きがあるので、合わせ目の目印にしてください。

タイプレートを付けた側が天板の裏面で、完成すると見えない方になります。ですので良くみて木目が気にいっている方とは逆の面にタイプレートを付けてください。

タイプレートが付いたら裏返します。こちらが表面になります。

次に飾りを入れていきます。タイプレートでしっかり固定されているので、すでに頑丈ですが糸カスガイ・なみ釘を打ちつけていきます。完全に雰囲気作りです。

打ち方は、あえて金具を見せて武骨な感じで木材を接合する方法という記事に書いてありますので参考にしてみてください。

板が1枚になったら、枠をつけていきます。
枠をつける時にも、木工用ボンドを塗ってから取り付けてください。

ボンドで軽く固定したら、ビスで本固定します。ビスで固定したあとにボンドが固まって強く固定できます。ボンドは仮止めではなく、本固定を強くするためのものですので腕に覚えがあって仮固定なんかいらないよ。という方も塗っておいてください。

ビスは、木が割れにくいビスを使用しました。奥行方向には3ヶ所、幅方向には5ヶ所程度ビス打ちします。天板を囲うように4面付けてください。

ここまで組みあがったら、乾ききらないうちに、はみ出した木工用ボンドを濡れた布きんで拭き取ってください。拭き取らないと、塗装した時に、そこだけ色が変わってしまいます。

では、塗装します。
ややキズをつけて古材風味にします。荒材を使用しているのでこんな感じで釘の先端でチョンチョンとポツポツ穴をあけただけで良い雰囲気が出ます。
1x8材を使う場合は、古材風とか足場板風の加工をしてみてください。

今回もローズガーデンカラーのヌワって色を使用します。

軽く塗り上げました。こんな感じになります。

塗装が乾燥したら、金具をつけていきます。

これも雰囲気だしの要素が強いです。まず角っちょにID金具のアングルx2幅を取付けます。
ビスは、なべ頭のタッピング4x16を使用しました。

そして100%雰囲気だし要素のタイプレートを固定します。

本来であれば、枠は1本の木材でいけますが、この金具を使用してつなぎたいがために、わざわざカットしてしまいました。ここまで雰囲気出しにお付き合いいただくのは心苦しいので、参考までに。

これで天板出来上がりました!
どうでしょうか、この雰囲気感。あとはソーホースにドッキングして完了です。

【ご注意】
ソーホースの上にのる2x4材はデスク天板の枠の内側に入ります。写真は分かりやすく見せるために、天板とソーホースを裏返して撮影してます。

こんな位置関係になります。ソーホースを作る際には、この関係を頭に入れて設計してください。

④オプション

つくえは完成したのですが更にオプションのご紹介です。
ソーホースの脚は、ななめになっています。そのため、床に接地する箇所も2x4材の角です。
2x4材の先端(床にあたる箇所)をななめにカットすればいいのですが、計算もカットもめんどくさい作業です。

そこで、便利なものを作っちゃいました。
先端にはかせるキャップです。品名はソーホース用脚キャップといいます。

これを、ソーホースの脚である2x4材に履かせます。すると、こんな感じでいい感じになります。

キャップ内部に丁度いい角度が付いているので床面にまっすぐとつきます。材質もエラストマーなのでベタついたり、床に色移りすることもほぼありません。滑りにくくもなります。

完成度も上がります。室内で使うならあった方がいいなというオプションの紹介でした。

で、完成しました。

部材表と木材のカット寸法は以下からダウンロードできます。

PDFデータでのご提供となります。閲覧には、Adobe Acrobat Readerが必要です。

ソーホースで作ったつくえ。本当の使用用途であるなら作業台です。

つまり、インダストリアル感抜群です。雰囲気重視のDIYインダストリアルデザインとしては願ったりかなったりです。ディスプレイのしがいもあります。タイプライターなんかも似合います。

ということで今回は、つくえを作ってみましたが、板ではなく2x4材を渡して飾り棚を作るのもいいかもしれません。何か、色々作ってみたくなりました。

説明が長々として、めんどくさそうな感じがすると思いますが意外と簡単です。
是非、トライしてみてください。